あったらやだな−コンピュータ編−
こんなコンピュータ、あったらやだな。
ひまつぶしでハノイの塔を解いてしまうコンピュータ。
「あ、ちょい待って。もうすぐ終わるから。」
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Comments
それってすごいの?よく分からんが。
一応ハノイの塔自体は調べたけど…
Posted by: 加賀須野 旭 | 2006.03.05 04:52 PM
ハノイの塔を解くには、2^64−1の手順が必要。
2^64−1は凄い数。1手順を1秒でやったとしても、5800億年かかる。
「ハノイの塔が解けると宇宙が終わる」といっても、宇宙の終わりはまだまだ先やねー、というのが、ハノイの塔のオチね。
では、コンピュータを使えば、もっと早く解けるのでは?
諸星大二郎の漫画には、ハノイの塔を解いて宇宙滅亡を早める為に、コンピュータを使うてのがあったりする。
現実のコンピュータにとっても、ハノイの塔は大仕事だ。一昔前のコンピュータだと数万年かかってしまう。それでも現在最速のコンピュータを使えば、おそるべし、もはや「朝飯前」で解けるくらいにまでは、なっている。
余談だけど、ハノイの塔はパズル作家がつくったフィクション。
でも、本当のことだと信じてる人って、結構いるんじゃないかな。
諸星大二郎とか。
もひとつ余談。かつて、大型コンピュータの動作がまだ不安定だった頃。ならし運転のために、円周率を1万桁ほど計算させる習慣があったらしい。
片やその昔。円周率35桁を計算するのに一生をかけた数学者もいた。
「神聖な数πが、機械のカゼ薬になってしまった」と、嘆いた人もいるという。
Posted by: 御宗銀砂 | 2006.03.05 11:19 PM
先日、改良エニグマ暗号を解いたというニュースがあったけど、戦時中に解読に携わっていた数学者が、これは解いていたんじゃなかったのかな?
十進法の恐怖、桁がひとつ上がるとデータ量は10倍に。
エニグマは非常に優れた自動暗号機ではあったけど、使う人間が手を抜いていること(文面をワンパターンにする)に付けこんで解読の糸口にしてたようだね。
最初のエニグマはそうやって人力で何とか解いてたけど、改良型は暗号パターンが2桁増えたのでもう無理になり、「自力で」コンピュータを作成して使っていたと。
これが確か世界唯一の、「数学者が作り上げたコンピュータ」なんだそうだけど、戦後邪魔になったこの人は社会的に抹殺され、このコンピュータもその後発展することはなかったそうだけど、惜しいよねえ。
Posted by: 加賀須野 旭 | 2006.03.06 11:52 AM
アラン・チューーリングのbombeだね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アラン・チューリング
bombeは計算する機械ではあるが、コンピュータとはまた違うようだ。
下のサイトに詳しいが、正直俺もサパーリわからん。
http://www1.accsnet.ne.jp/~thoshino/Turing-computation-limit.html
Posted by: 御宗銀砂 | 2006.03.10 08:46 PM
一次情報に当たってないので断定は出来ませんが
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20097348,00.htm
上記の記事によると「人間の絞り込み条件」を無くして力業で解読をした
ということのようです
エニグマの暗号を解く事ではなく解けるだけの性能を有することに意味があるのでしょう
# そういうために選んだ分かりやすいお題といいますか
Posted by: kalu | 2006.03.29 03:07 AM
kaluさん、いらっしゃい。
つまり、分散コンピューティングの腕試し、って感じですか。
Posted by: 御宗銀砂 | 2006.03.29 11:00 PM