ノーウッドの建築屋
SFとはまったく関係ないネタ。
ノーウッドの建築屋と言えば、言わずと知れたシャーロックホームズの傑作短編だが、これについては思うところがある。
ネタバレ全快なので、未読の方は回避されたい。
SFとはまったく関係ないネタ。
ノーウッドの建築屋と言えば、言わずと知れたシャーロックホームズの傑作短編だが、これについては思うところがある。
ネタバレ全快なので、未読の方は回避されたい。
新年おめでとうございます。
とりあえず近況とか、つらつら。
映画の話。
地球が静止する日、見ました。往年の名作のリメイク。タイムマシンしかり、宇宙戦争しかり、例によって換骨奪胎、同じキーワードで作られたまったくの別物であります。でもそこそこ楽しめました。
キアヌ・リーブス版の宇宙人クラートゥは本人がチートに強力で、原作と違い自力で相手をやっつけてしまいます。詳細は明かしませんが理詰めで攻略する感じで、まるでスタンド能力のようです。これが意外とおもしろい。銃を持った警官と逆転するシーンはびっくらこきました。対ヘリ×2戦闘は笑いました。
原作ではクラートゥ以上に有名なロボット・ゴートはゴツいくらいマッシブで、巨大ペプシマンに見えてしまいます。これがゴートだと言われれば納得はできますが、どうにも好きになれません。アイタタ。こいつがどんなふうにあばれるのかと思いきや、まさかアレでくるとは。ハリウッドがリアルなアレの仕組みをCGで懇切丁寧に見せてくれるとは、長生きはするものです。なるほど、これなら人類根絶やしだわと、納得できるビジュアルでした。
個人的に好きなシーンふたつ。ひとつは原作にもある黒板のシーンです。ノーベル賞学者の老人とクラートゥが黒板に科学という言葉で無言のアンサンブルを奏でる、かりかりとチョークの音も心地よい印象的なシーンでした。
二つ目は、中国人のおじいさんが出てくるシーンです。これは原作にはなかったはずです。
マンガの話。
ヘレンESPがおもしろい! ヘレンがかわいい!!
事故で両親を失い、同時に三重苦を背負ったヘレンは、ついでにとんでもない能力(ESPってレベルじゃネェぞコレ!)まで目覚めてしまい、大小さまざまの事件に巻き込まれた末に、時に不可思議で、時に残酷で、時にほのぼの、時に何とも名状しがたい結末を迎えるショートストーリー集。障害者であるヘレンのさりげない日常(スケッチブックで話しかけるとか、粘土細工してるとか)と、現実に潜む非現実の邂逅(死者とか魔王とか花の精とかイタ電とか)、それはさておきヘレンがかわいいんですよ!
マイナー誌の週刊少年チャンピオンで短期連載を不定期に繰り返す、知る人だけが知る佳作だったのですが、ようやく1/8に単行本が出てます。とにかくヘレンがかわいいので、できるだけ多くの人に見てほしいマンガです。
もひとつマンガの話。
あの(ニコ)が、完全版2巻で1/10発売ですよ? やんごとなき理由で単行本化が中断して、あんまり先が読みたかったので国会図書館まで行ったんですよ。まあそれはさておき。
信じられない。待ってみるもんだ。
あのエオマイアのタカハシマコが描いたザンコクまんが。本当はザンコクなこどもたちのザンコクさが容赦なくこどもたちに向けられるザンコクさ、それがタカハシマコの描くかわいっちい少年少女でアレします。容赦なく内面まで掘り下げた上に突き放します。ぽーん!
印象的なのが、ダレカニミテホシクテ自傷を繰り返す女の子の話。彼女がポジティブなぶん、つらつらと何とも言えないきもちが胸に込み上げてきます。
もう一つは、浜辺で出会ったおじさんとデート(?)する女の子の話。これはヤラレタ。子供の心を失わないとはどういうことなのか、現実的で残酷な答えが返ってきた上で、サクっと斬って落とされます。「ずっと夢を見続けてもいいんだよ。」
この作品を愛せる人は限られていて、心が少々病んでいるのかもしれませんが、それでもうれしい。ありがとう。
おまけ。
ありえないものを描き続けるマンガ家、富沢ひとしセンセが、なんとバキ外伝の作画で復活。
原作者は師匠の板垣センセですから、古巣にもどったわけですね。
またSFも描いてほしいデス。
んなわけで、今年もよろしくお願いします。
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